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~マンションリノベで「海の家」を作る~自分への言い訳~

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H様のご厚意により、ご本人が書いているブログを「お客様の声」としてご紹介させていただくことになりました。

2020年の年末から年越しのタイミング、来年55歳になるにあたり決断したのは別荘づくり。

 ただのサラリーマンにとって「別荘」など分不相応極まりなく、家族親戚や周囲に言うのも憚られる話だが、いわゆる金持ちの豪華な別荘とは違うもの。

 いつもサーフィンで通っている湘南に中古マンションを買ってリフォームをし、毎週末を過ごす、日常的に使い倒す「セカンドルーム」「サードプレイス?」を持とうという話だ。

 この部屋↓を2021年1月の末に見つけ、購入の決心をした。

55歳にしてまた大きなものを背負ってしまう感はあるが、その決断において自分の中で考えたことを備忘的にここに書いておこう。

何を思って始めるのか?(自分への言い訳)

・次女も独立して夫婦2人の生活となり、5年前にコンパクトな駅近マンションに転居した意味はこれからが本番。一方で、あと20年ないかもしれない健康寿命を夫婦2人で存分にエンジョイしたい。

・浪費癖もブランドへの興味もない我々。身体が動かなくなってからお金があっても意味はない。20代から見栄を張らずに生活を楽しみつつコツコツと投信積立で資産形成してきたのは、楽しく使うために他ならぬ。娘2人や昨年できた孫に甘くしても多分いいことはない。ということで、自分たちの「今」のために「お金の活きた使い方」をして良いのではないか。

・たまにしか行かない「別荘」では意味がないしメンテが面倒なだけ。月に2回は訪れてきたサーフィンの場所に、今のマンションの延長線にもうひとつの部屋(セカンドルーム)を設ける感覚で。

・金曜の仕事が終わったらクルマを40分飛ばし、食材を買って夕食を作り(これを機に料理を学ぼう)、本を読み(読書好きではなかったが、ここでは読んでみよう)、翌朝5時とかからサーフィンをし(ローカルにしかできない憧れを遂に)、いったん戻って昼寝をし、午後にまた海に入ったり夕方に海を散歩したりして過ごし、日曜の午後には自宅に戻るようなカジュアルな使い方をベースに、在宅勤務が続く間は平日に行ってそこでテレワークというのもいい。

・平日にも僕が昼から車で行って仕事をし、妻が夕方に電車で来て合流するなんていうのもいい。娘2人の家族にも祖父母の「海の家」として鍵を渡し、自由に使ってもらおう。娘が友達を呼んで勝手に使ってくれてもいい。ただのマンションの一室だから、皆で使い倒せばよい。

・10年後の65歳、あるいは15年後の70歳には売却して老後資金の足しにすればいいし、貸してインカム(賃料)資産としてもいい。売る場合にも、この立地であればすぐに売却でき、手離れの悪い不動産を遺して子供を困らせる心配もないだろう。

・海沿いは地震だけが心配だが、マンションのこの階なら、たまたま週末に津波に遭ってしまったとしても命は守られるだろう(後に契約した物件は避難高層場所に指定されているマンション)。

・何より大好きな「家づくり」をもう一度楽しみたい。今の自宅マンションをLDKだけリノベーションした5年前と同じように、リノベであっても組む相手を間違えなければ十分に楽しめるはず。

・ただし、ここ数年で若者中心にブームになったカフェ風リノベ会社では、きっと「規格化されたフリープラン」になってしまって面白くないだろう。さて、どうしたものか…。

中古マンション内覧後の打ち合わせ

関連記事:購入前の中古マンションを見に行きました~マンションリノベで「海の家」を作る~

山崎 繁雄

山崎 繁雄

SUMUTUKU RONOVATIONを運営している山崎繁雄一級建築士事務所の代表、山崎繁雄です。

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