設計の費用に関してRegarding the cost of design

リノベーションにかかる費用

リノベーションにかかる費用は大きく3つの構成になります。

①設計料+②工事費+③その他費用=リノベーションにかかる費用

①設計料

当事務所にお支払いいただく、設計に関する費用です。
リノベーション設計、設計図書作成、工事監理が内容となります。
最終工事費(消費税込み)に以下の設計料率をかけた金額となります。

工事費 500万円以下  設計料率15% (ただし、20万円を下限とします)

工事費 500万円~1,000万円 設計料率13%

工事費 1,000万円以上 設計料率10%

例)リノベーションの工事費用が1000万円(税込)の場合の設計料

設計料=1000万円×10%=100万円(税込)となります。

 

②工事費

施工会社へお支払いいただく、工事に関する費用です。
大工工事、設備工事、電気工事、仕上げ工事などが内容となります。
これまでの経験から工事費用の目安を紹介します。

内装工事と水回り設備交換300~500万円程度
間取り変更を含めた内装工事と水回り設備交換800~1200万円程度
断熱工事、耐震補強工事を含めたスケルトンリノベーション及び外壁塗装、屋根塗装1500 ~2000万円程度

選択する材料や家の大きさにより、この範囲を超えてくることもありますので、あくまで目安として参考にして下さい。

③その他費用

その他にかかる場合のある費用項目を紹介します。
目安の費用を載せていますので、参考にして下さい。
規模によりこの金額を超えてくることがありますので、予めご了承ください。
必要となった場合は事前にご説明し、金額の提示をします。

①確認申請・中間検査・完了検査

①確認申請・中間検査・完了検査
審査機関に申請する手数料となります。
リノベーションの場合、工事範囲により必要となる場合があります。
20万円程度。

②耐震診断・構造設計料
耐震補強を必要とする場合には診断と設計に費用がかかります。
20~30万円程度。

③地盤調査費用
増築をする場合に地盤の調査を行います。
また、耐震補強のなかで基礎補強をする際に調査する場合があります。
スウェーデン式サウンディング試験で5万円程度。

④測量費用
境界を明確にする必要がある場合に測量費用がかかります。
敷地の広さにより費用が大きく変動します。

⑤祭事費用
新築ではほとんどの場合、地鎮祭を執り行いますが、
リノベーションでは祭事はとくにしません。
神棚の移動を必要とする場合など、必要とのご要望がございましたら、お知らせ下さい。

⑥建物登記費用
増築や減築をした場合に建物表題変更登記が必要となります。
司法書士さんへ依頼する場合が多いようです。
10~20万円程度。

⑦近隣挨拶手土産
工事着工前に近隣の方へのご挨拶をします。
その際に手土産を持参するのが一般的となっております。
1件あたり1,000円程度が目安といわれています。

⑧融資関連の経費

⑨家具装飾品

以上が、主なその他費用となります。
これ以外にも特殊な事例で必要となったものもあります。
予算いっぱいの計画とすると、思わぬ出費に対応できなくなりますので、
余裕をもった資金計画が大事ですね。

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