55歳、後半戦に向けて前向きに人生を楽しもうという決意の象徴といえる「湘南セカンドルームプロジェクト」。
築20年の中古マンションの候補が見つかった後に悩んだのが、リノベーションをどこと取り組むか。
言うまでもなく、セカンドルームの改装にアホなコストはかけられない。
10年15年後に売却するにしても、賃貸に出すにしても、初期コストが嵩めば投資案件としても間尺に合わなくなってしまう(あくまで楽しむためだから投資のつもりはないにしても…)。
ネットで調べてみた。
少し調べただけでも、マンションリノベブームが来ていることがわかった。
5年前に今の自宅マンションの一室をリノベした時は「リノベる」くらいだった業者が、ネットで少し検索しただけでもたくさんヒットする。
中古でマンションを買って、コスパ良くセンス良く住み替えるというカルチャーが、特に若い人に浸透しているのがよくわかる。
しかし、我々はそういうところに頼むのか?
HPにあったカフェ風とか、インダストリアル風とかブルックリン風とかは、とてもカッコいいけど違う気がする。かといって、住友林業の家みたいな部屋にしたいわけでもないし、大手住宅メーカーの重厚感とも違う。
ふと、5年前に今の部屋のリノベを設計してくれた山崎さんにメールをしようと思いついた。
知らないリノベの会社に連絡し、相性が合うかどうか分からない知らない人とやるよりも、今の部屋を丁々発止、僕の難癖みたいな細かさにも楽しみながらガシガシやってくれた山崎さんともう一度やれるのなら、それは絶対に間違いない。
5年前に今の住まいのマンションを仲介した不動産屋さんの専属デザイナーとして、たまたま僕の物件のリノベーションの設計を担当してくれた山崎さんは、その後独立し、奥様の実家の群馬で開業したと聞いていた。
群馬から湘南の物件など扱えるのだろうかと思いながら、なぜこう考えるに至ったかをまとめたメモや簡単な資金計画などを添えたメールを送った。
2021年1月25日(月) 18:11
山崎さん
お元気ですか。まだ柔らかい話なんですけどいいですか。
サーフィンで10年ほど通っている湘南にセカンドハウスとしてマンションを買って、またフルリノベしてみたいなという妄想をし始めました。
ご存知のように(笑)、妄想と言いながら走り出すと走ってしまう性格のため、こうしてメールしています。
さすがに山崎さんに群馬館林からやってもらうのは無理すぎますよね。
XXXさんとの縁もあるので、XXXさんに再びリノベーションをお願いするというのがいいでしょうかね。
最近は似た会社も増えてきましたが、若者向けだし何だか商業主義の匂いが好きではありません。
何かアドバイスありましたら、お願いします。
こんな物件です。
https;//aaaabbbbcccc
とはいえ、妻はまだ反対モードです。別荘なんてとんでもない。週末だけなんて贅沢だと。
でもここなら、将来そう損せずに売れると思うし、貸せるとも思うんですよね。
サーフィンはせいぜいあと10年くらいしかできないだろうし、やるなら今かなと。
(後略)
#中古マンション#リノベーション#サーフィン#リノベ